Appleさんのソフトウェア『iOS 13.1以降』の、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max以降で、非正規ディスプレイに対する通知が表示されるようになりました。バッテリーについては、2018年モデルのiPhoneXR / Xs / iPhoneXs Max 以降のものに。
これについての考察など、こちらでさせて頂ければと思います。
考察ではありますが、できれば最後まで読んで頂けますと、将来的な判断材料になるのではないかと思っています。
Appleのサポート情報「Apple純正iPhoneディスプレイについて」より、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxの端末で、iOS 13.1以降がインストールされたもので、ディスプレイ画面が正規のApple製ディスプレイであることを確認できない場合(アップルが公認していないiPhone修理店・非正規のもの)に修理されているものは、ロック画面などで「この iPhone で正規の Apple 製ディスプレイが使用されていることを確認できません。…」との通知が表示されるようになると発表されています。
通知内容の詳細について
前提として、この通知がされてもディスプレイ画面の使用に影響はないとのことです。
通知については、初めの4日間は、ロック画面に表示され、15日間は設定に通知されるとのことです。
それ以降は、設定アプリ > 情報のところで表示されるようです。
ディスプレイへの影響は!
Apple以外の非正規のディスプレイ画面が使用されたものの場合は、ディスプレイの色味、明るさおよびマルチタッチへ影響がでると説明されています。
これに関しては、どこまで影響が出るのかが測りかねますが、上記にも記しましたが、『ディスプレイの使用には影響がない』とのことなので、判断が分かれることころではないかと思います。
この iPhone11以降の端末 で『正規の Apple製ディスプレイが使用されていることを確認できません。…』が表示される影響について
将来的に、iPhoneを下取りに出すときに減額または下取りが出来ないなどが予想されます。また、中古端末を買取しているところでもチャック項目として減額の対象になってくるのではないかと思います。
- 将来的に、iPhoneの下取り時ができないまたは減額になる。
- iPhone買取店等の査定で減額が予想される。
- ディスプレイの色味、明るさおよびマルチタッチへ影響がでる!
本当に、非正規のiPhone修理店で修理するのは好ましくないのか⁉
これは、意見がいろいろでるところだと考えます。
Appleストア、Apple正規プロバイダー(キタムラカメラ・BIC・クイック)など正規の修理店ではApple製の正規の修理部品を扱い、Appleが公認したスタッフによる修理を受けれ安心です。
ただ、例えば、バックアップが取れてなかったりしてiPhone本体にだけ写真等のデータや電話帳などがある場合などは、非正規のiPhone修理店での修理時に初期化などしないので、データが消えることないなどの利点は大きいものではないかと思います。
※Appleストア等の正規の修理を依頼した場合は、修理時に初期化などする場合がありデータが消失致します。事前にバックアップが必要になります。
また、AppleCare等の保険に入っていなかった場合などで、正規での修理を依頼した場合は、最大60,000円以上要する場合があり非常にコストを要しことが考えられます。町のiPhoneの修理店の場合は、使用するディスプレイのパーツ等にもよりますが、それに比べ安く出来ているのも確かです。
たとえばの話
もし、AppleCare等の保証に加入されてなく、町のiPhone修理店(Appleさん公認でない修理店)で、購入して1年半後に、ディスプレイの画面のガラスが破損して修理を依頼し20000円で出来たと場合は、保険に入っていなかったけど、20000円で済むので、逆に安くつきます。
AppleCareなどの保証に入っていなかった場合でAppleストアや正規プロバイダーなどの場合では60000円以上になる場合もあるため。
また、AppleCare等の保証に入っていても、ディスプレイ画面の破損状況により、最大11800円が要します。保証の保険代が2年間で約25000円と合わせると35000円以上なるので、なかなか判断が難しいところではないかと思います。
最後に
『iOS 13.1以降』の、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max以降で、非正規ディスプレイに対する通知が表示されるようになったとのことですが、
ただ、通知が表示がされるようになっただけと捉えれば、特に問題となるのだろうかと思います。
また、iPhone11のディスプレイ画面がガラスが割れてしまい、非正規の修理店で修理修復をしたものでも、将来的に下取りであったりリサイクルショップやiPhone・スマホの買取店に出さなかった場合など、このAppleさんの発表は、さほど影響はないのでないかと思います。
最後に、Appleさんは、iPhoneに対して最高の状態で使用してもらいたいという思いがあり、非正規のiPhone修理店のパーツに対する品質や修理をするスタッフが公認のトレーニングを受けていないなどを危惧しているところでもあるかと思います。
いろいろ状況において、考えも多様になりますので、こちらの記事については将来的な判断の一助になれればと幸いです。